• 『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』が2020年度オリコン年間ジャズアルバムランキング第1位!

    本日25日に発表になった2020年度オリコン年間ジャズアルバムランキングで、ノラ・ジョーンズの最新アルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』が第1位を獲得。2020年、最も売れたジャズ・アルバムとなった。

    『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』はノラ・ジョーンズの約4年ぶりのフル・オリジナル・アルバム。作詞作曲はすべてノラ自身によるもので、録音はこれまでノラの楽曲を数多く手掛けてきた名匠トム・シックや、グラミー賞の受賞経験もあるパトリック・ディレットらが担当するなど、各分野のトップランナーたちが集結し、作りあげた。

    本作は当初、5月上旬の発売を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で、6月12日に発売が延期に。世界が困難に立ち向かう中のリリースについて、ノラは「今回のアルバムはとてもタイムリーな内容だと思う。テーマは人間、そして、人との繋がり。書いた時は、こんなことが起きるなんていうことを想定していたわけではないんだけど、今私達がまさに経験していることがメッセージになっているから、とても不思議。これが誰かの癒しになればこんなに嬉しいことはない。」と語る。日本盤の歌詞対訳は芥川賞作家の川上未映子さんが担当。こちらにも注目が集まっている。

    10月には、『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のデジタル・デラックス・エディションもリリース。世界的に外出が制限されていた3月から、ノラ・ジョーンズが音楽を愛する人に向けて定期的に配信を続けてきた弾き語りライヴ・シリーズ「ライヴ・フロム・ホーム」で披露した曲や、新曲が追加され、合計30曲がラインナップされた豪華な内容となっている。

    また、デラックス・エディションの発売に合わせて、ノラ・ジョーンズが一番大切にした「生きる」というテーマを一人でも多くの日本のファンに伝えたいという目的のもと、高橋留美子先生による世界的に人気の漫画『めぞん一刻』とコラボレーションをしたMV「アイム・アライヴ」が公開となった。ノラ・ジョーンズが日本の漫画作品とコラボをするのは初めてで、YouTubeのコメント欄には今も世界中からコメントが寄せられている。